基本的な不妊検査を行って、その結果に異常があった場合には、さらに詳しく調べて不妊症の原因を特定します。また、そのような精密検査には色々な種類がありますので、症状ごとの検査についてお話していきます。

精液検査を行った結果、精液中に動いていない精子が多数いる場合などに行う検査です。この検査によって、射精された後の精子が生存しているのかどうかを調べることが出来ますので、その後の不妊治療の際に役立てます。

この検査では、ダイエット方法精子生存性の検査を行った結果、精子の生存は確認できたけれども、多くの精子が動いていないような場合に行います。この精子尾部という部分は、精子が前進運動を行うのに必要な器官で、この部分に異常があると、精子が前に進めない、動くことが出来ないなどのトラブルが起こってしまいます。

精子数が少ない場合などでは、精子を作る器官である精巣の機能を刺激して、精子の生産能力を高めると言う治療法が一般的となっています。そして、精力剤造精機能を高める治療法にもいくつか種類がありますが、ここでは、多く使われている治療法をご紹介します！

男性の精子を作る機能は、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンの働きによって活性化しますので、このホルモンを補って精子の生産機能を高めようと言う不妊治療です。このような治療では、おもにクロミフェンやhCG、hMGなどを使用して治療を行います。
最後に、精索静脈瘤の治療法についてですが、開腹手術や内視鏡下での手術によって、拡張した血管を結紮（しばる）して治療する　「低位・高位結紮術」　などがあります。また、その他にも、経皮的塞栓術や腹腔鏡下手術で治療を行うこともあるようです。

ここでは、妊娠や不妊症についての普段聞きなれない単語や専門用語について解説しています。知らなかった用語や気になる用語は、是非、チェックしてくださいね。

擬閉経療法については、おもに子宮内膜症などの治療で行われることが多く、薬を使用することによって閉経時に近い状態にするという治療法です。また、閉経状態になりますと月経が起こりませんので、子宮内膜症の悪化を食い止めることが出来ます。ただ、月経が止まっている状態では、当然ながら、妊娠することは出来ません。

擬閉経療法で使う薬としては、男性ホルモンである　「ダナゾール」　や、女性ホルモンの分泌を止めるくれる　「ＧｎＲＨアゴニスト」　などがあります。ただ、薬を使って無理やり閉経状態に近づけますので、副作用がでる場合があります。